Oh my 人生 (Oh my life)

小森悠矢の生活と人生ともろもろ。Life, daily experience and everything of Yuya Komori.

リーミンウェイが教えてくれたこと(3)--本物って何?

ミンウェイの続き。
『石の旅』って作品。

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手のひらに収まるような、ちっちゃい作品なのに
私の頭の中でバチバチと脳内リンクしました。

 

すごい、すごいよ、ミンウェイ!
今回のテーマは「本物ってなに?」って話。

 

ニュージーランドのポロラリ川で拾ってきた石ころと
それとそっくりに作ったブロンズ像をセットにしたものです。
計11組あります。

 

面白いのは、購入者に課せられた条件です。
「購入者は、期限はないけれど、
 必ず石かブロンズのどちらかを捨てなければならない。」

 

この説明を見て、また石を見たら、
大きな問いが押し寄せてきました。

 

私なら、どっちを捨てる!?

 

どっちが本物だ!?

 

 石は、確かに本物でオリジナルだけど、でも石だぞ?
 ブロンズは、確かにアートだけど、でもレプリカだぞ?


そうか「本物」という概念も関係性で出来上がった、
あやふやなものなんですね。

 

ちなみに、
購入者はみんな迷いに迷って、まだどちらも捨てられていないとのこと。
なんだか可愛い。
だから、11組ぜんぶ揃ていたのですね(笑

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さあ、で、「本物ってなに?」という話。

 

私なりに「本物」と「偽物」の違いを考えたのですが、
それは、「ブランドというメッキがあるかどうか」だと思います。

 

中身がおんなじでも、
メッキという虚構に躍らせれて価値を感じてしまう。
つまり、本物も偽物もどっちも幻想だということ。

 

メッキではなく本質を見極める力がほしいですね。

 


話は全然変わるのですが、
今日の古文サプリというメルマガにあの名歌が紹介されていました。

 

  奥山にもみぢ踏みわけ鳴く鹿の
  声聞く時ぞ秋はかなしき

 

この作者、
古今集」では詠み人知らずとなっていますが、
百人一首」では、猿丸太夫の歌となっています。

 

結局、本当の作者なんて関係なく、
良い歌なら語り継がれるのですね。それが本質。

ひょっとしたら狸が詠んだ歌かもしれない。


音楽も本も電子化される21世紀のヒントが眠っている気がしました。


さて、私がだったら、
石かブロンズのどちらを捨てるかという話ですが、
答えは「両方捨てる」かなと思います。

 

だって、迷うくらいだってことは、
両方とも石ころと同じ価値しかないから(笑

 

Oh my 人生、メッキには踊らされないぞ~。