Oh my 人生 (Oh my life)

小森悠矢の生活と人生ともろもろ。Life, daily experience and everything of Yuya Komori.

スペイン巡礼 北の道1〜イルンの陽気なおっちゃん

いよいよ巡礼スタートです!

キリスト教の聖地サンティアゴデコンポステーラまでを歩くという、いわばスペイン版お遍路です。

巡礼者用の宿を利用でき、格安でスペイン旅行できるというので、参加してみることにしました。

スタート地点やルートはいくつもあるのですが、私が選んだのはちょいとマイナーな北の道と呼ばれるルートです。

スペインのフランス国境の町イルンから、スペイン西端のサンティアゴまで、およそ830kmを歩きます。

f:id:yuya_komori:20150524015512j:plain

このルートを選んだのは理由は、ルート上に世界一の美食の街サンセバスチャンと、現代美術で有名なグッケンハイム美術館があるからです。

さあ、というわけでスタート地点のイルンに到着。

私は寄り道してからきましたが、普通に来るならマドリードからALSAバスで7時間ほど。

街についたらアルベルゲ(巡礼者用の宿)

と叫んでいれば、誰かしら道案内してくれます。

それにしても、スペイン人は頑なに英語をしゃべりません。

おかけで私も1単語構文を多用するようになりました。

アルベルゲ、アルベルゲ、アルベルゲ?

(こんにちは、私にアルベルゲまでの道を教えてくれますか?の意味)

結構便利ですよ(笑

お昼過ぎにアルベルゲについたのですが、扉には「16時からオープンします」の張り紙が。

f:id:yuya_komori:20150524015613j:plain

そう、悪名高いシエスタです!

到着早々にスペインの洗礼を受けました。

街歩きで時間を潰して、

アルベルゲにチェックイン。

陽気なおっちゃんが巡礼者の対応をしています。

f:id:yuya_komori:20150524020102j:plain

私の前に受付をしていたニュージーランド人が膝を怪我していたのですが、陽気なおっちゃんはそれが面白いらしく、散々いじって1人で爆笑。

スペイン語をしゃべれないニュージーランド人は私と目を合わせて苦笑い。

この陽気さ、さすがスペインです。

さあ、私の番。

当然おっちゃんが絡んできます。

私のバッグを指差し

サンティアゴ

(お前さん、本当にそんなに小さなバッグでサンティアゴに行くのかい?830kmもあるんだぜ!みんな大きなバッグパック背負っているだろう、見てみろよ。の意味)

私は、親指を立てて返答します。

サンティアゴ

(そうさ、こいつがおいらの相棒さ。だって一ヶ月も歩くんだから、身軽な方が良いに決まっているだろう?心配無用さ!の意味)

もちろんドヤ顔です。

巡礼者手帳クルデンシャルを発行してもらったあと、

宿代代わりに僅かばかりの寄付をして、巡礼者マークの帆立貝ももらいます。

f:id:yuya_komori:20150524020203j:plain

寄付という文化が、市場経済から離れたスペイン巡礼を象徴しているように感じました。

施設は豪華ではないですが、寝起きするには十分。BGMのオペラが新鮮です。

夕食は、近所のスーパーで買い物して共有キッチンで調理。

多めに作って、他の人にもおすそ分け。

代わりに私はイチゴをもらいました。

おっと、このブロギング中にドイツ人少女が受付に登場。

宿の説明がさっぱりらしく、少女もおっちゃんも困り顔。

おっちゃんに促され私が英語で説明してなんとか解決。

自分が何を得られるかではなく、

何を与えられるか。

この旅のテーマになりそうです。

このアルヘルゲでは夜10時に消灯です。